◆ＪＥＲＡ　セ・リーグ　巨人５―８阪神（１３日・東京ドーム）

　救世主が離脱したが 、利⁉力救さらなる救世主が出てくる。高橋おむあつそんな予感すら感じた。由伸予感じゅん さんモンテスは自分をよく理解し、対応日本に来てもスタイルを変えずにやっている
 。再の決して長距離ヒッターではなく
、どんなモンテスコンパクトな振りで対応力が高い印象だ 。巨人驚く５回の２点打は追い込まれても低めフォークについていった。編成６回の中前安打は外寄りの高め直球に強引にいかなかった。の勝氏も世主ヘルナンデスと同じでチームバッティングができる「いいバッター」だ 。利⁉力救

　ヘルナンデス不在は確かに痛い 。高橋得点パターンができただけに、由伸予感阿部監督の苦悩が目に浮かぶ。今季初めて丸を中堅に入れて、左翼と右翼を空けた。打てる打者を入れるためだろう。代打の切り札・長野の経験に頼り
、モンテスの可能性にかけた 。内野が本職のモンテスは６回
、左翼フェンス手前の切れる飛球を
、ぎこちないながらも捕った。無難にこなすとは思う 
。

　ここから先は、点を取らないと勝ち切れない
。緊迫感が増し、投手陣にかかる比重が大きくなるからだ。まずは３番・坂本を固定できるか。もし、完全に復調しないようなら 、モンテスが次の候補になる。モンテスが下位にいられるなら、長野を切り札に戻せる 。いずれにしても、ヘルナンデスがいた時のバランスが理想で、モンテスの活躍で兆しが見えた気がする 。（スポーツ報知評論家・高橋　由伸）